霧島嵐児のあらすじ

ヤクザ者の霧島嵐児は、兄貴分である白洲を心底慕っていた。頭脳も度胸も素晴らしい彼なら、後々組を引っ張っていけると確信していたが、白洲は敵対組織の襲撃を受けて射殺されてしまう。

仇討ちを誓った嵐児は単身乗り込み敵を仕留めていくが、車に乗り追跡していたところ、トラックに衝突してしまう。

目が覚めた嵐児が見たのは、時代がかった服装をした人々だった。映画の撮影かとも思ったが、彼らが持っているのは真剣であり、嵐児は追っ手をまきつつ、自分が江戸時代にタイムスリップしてしまったことを知るのだった。

霧島嵐児のおすすめポイント

窮地に立たされた主人公がトラックにぶつかり、という、典型的なほどの「転生もの」のストーリーですが、超武闘派の嵐児なのでまったくためらわず拳銃を使いこなしたりと、覚悟が完全に「仕上がっている」のが斬新です。

嵐児は場数の踏み方も尋常ではないので、太平の江戸時代の人々よりもむしろ殺伐さのレベルが高く、現代武器の強力さもあいまって、「戦国自衛隊」を思わせる痛快な娯楽作に仕上がっていると感じました。

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